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SWOT分析の続編



こんばんはほんだです〜


SWOT分析では

「内部環境」と「外部環境」

の良し悪しを明確にしていきます。

内部環境とは「自社の独自資源」、外部環境とは「政治・経済、技術革新、社会動向、顧客ニーズなど市場の競争環境から導きだされるもの」で、自社ではコントロールできない領域にあります。


このSWOT分析は、情報収集→課題発見→アイデア着想→アイデア実行・修正というマーケティングの4段階のうち、「アイデア着想」のフェーズで役立ちます。


4C・経営資源の5視点・イノベーター理論で収集した情報をもとに、PEST分析・3C分析で課題を発見します。

その課題を解決するためのアイデアフレームワークの一種がこのSWOT分析なのです



ここでは実際の分析方法をご紹介します。

この手順にのっとって作業すれば、誰でもSWOT分析を実践できます。

ここでは、先ほど例に挙げた自家焙煎珈琲店を例にとって解説します。

事前準備をする
自分の立場、相手(顧客)分析を行う目的をはっきりとさせる。
業界やライバル店舗の現状を把握する。


自社の現状を把握する。
自社の商品やサービスが選ばれている理由を把握しておく。

外部環境がどう変化するかという仮説を立てる。

外部環境(機会・脅威)を分析する

内部環境は、外部環境に影響される可能性がありますので、まずは外部環境である「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」から分析を始めることをおすすめします

 

 

 

「Opportunity(機会)」を書き出します。

子供の書いた文具本が話題になり、文房具を扱う書籍が増えてきた
本屋や文具店を舞台とした小説が最近注目を浴びている
最近カフェを併設する本屋の人気が高まっている
同じ階層にカフェ等の飲食店がない
近所に名門小学校が多い
駅ビルで立地がよい

「Threat(脅威)」を書き出します。

近くに無印良品がある
近くに100円ショップができた
近頃はネットで本を買う人の方が多くなってきた
ポップを見て本を買う人が増えてきている
古本でよいという人が増えてきた

 

内部環境(強み・弱み)を分析する
外部環境が書き出せましたら、つぎに内部環境である「Strength(強み)」「Weakness(弱み)」の分析を始めましょう。
Strength(強み)を書き出します

本だけでなく、文房具もあつかっている
コミック、小説、雑誌、幼児絵本、実用書の書籍をもれのないように均等に扱っている
リピーターが多い
広いスペースがある

 

 

Weakness(弱み)を書き出します

学術書などの書籍はあつかっていない
特定のジャンルに強みを持っているわけではなく、品揃えに特徴がない
書籍を宣伝するポップを上手く書ける従業員がいない