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学べる学習塾

失敗かどうか言えるのは続けてみてから言う

あなたは今までどれだけ目標を達成してきましたか?

逆にどれだけ失敗をしてきましたか?

僕らが何か新しいことに挑戦する時は必ず失敗がつきものです。
ダイエット、資格の勉強、英語習得、人間関係。

今日から始めて、はい出来ました。っていう人は皆無だと思います。

もしそんな天才を超える天才がいたら世界を征服していると思うので



では、もし僕らの人生で失敗を経験しないことがあるとしたら

それはどんな時だと思いますか?

それは何にも挑戦しない時です。

何も行動せず、何も欲しがらず、何も言わない。

こんな人がいると思いますか?

厳しいことを言います。

あなたがもし最近、「失敗」を経験していなければ

何もやっていない証拠になります。
さらに言えば、挑戦することを怖がっているか、

感情が死んでいるかのどちらかです。



目次
あなたが失敗を恐れて何も成功できないのはなぜか。
①日本人は完璧主義が多すぎる。
②完璧主義は決して完璧になれない。
③自分が信じていることや見えていることが正しいと思っている。
あなたが失敗を恐れて何も成功できないのはなぜか。
あなたの人生にどう役立てていくべきなのかを一緒に考えていきましょう。

①日本人は完璧主義が多すぎる。
僕ら人間は皮肉なことに、失敗を恐れるあまり、

曖昧な行動や言動をしたりします。

それはもし、失敗をしたとしても逃げ道を作って

避難を避けるためでもあるのです。

特に日本人は、一つの失敗が評価の失墜や恥だと思う性格があります。

たった一つの失敗で、性格や人格まで否定されることもあります。

例えば仕事が遅い同僚がいたとしましょう。

それだけで、ノロマだとか、怠惰なやつだとか、能力が低いと

判断してしまいませんか?

実は温厚な性格で、競争が苦手で、でも、好きなことには打ち込んで

精度の高いものを生み出すことができる人物かもしれません。

表面的な部分だけを見てしまうバイアス(思い込み)があります。

そしてそれは自分がそう思い込んでいるからこそ、

あなた自身も他人の目を気にして、失敗を恐れるんです。

そして消極的になっていくという悪循環ですね。

②完璧主義は決して完璧になれない。
あなたは完璧主義ですか?

例えば、

コミュ力が低いから、人脈を作ったり友達作りは苦手だ。

英単語を先に1000語覚えるまでは英会話には通わない。

株の知識がまだ足りないから、とりあえずチャートを眺めるだけ。

具体的には人それぞれでしょうが、

不完全を理由に行動しないことが多くないですか?

そして、周りに置いていかれることはないですか?

近くにいるはずです。

考えもなしに突っ走っているのに、いつの間にか能力を身につけている人。

大した経歴もないのに、やたら顔が広い人。

なぜかわからないですよね?

彼らは失敗を恐れていないんです。というか楽しんでさえいます。

完璧なんて、微塵も求めていないのです。

恋愛を例にしてみましょう。

あなたは物凄く用心深く、告白のセリフも綿密に考えるような人。

対して、あなたの友人はとりあえず気になったらアタックする人。

しかし、あなたはこの一年で一回告白をして振られました。

成功率は0%です。

対して友人は、目移りしやす性格が功を奏してか、

この一年で10人にアタックをして、最後の一人と付き合うことが出来ました。

成功率は10%。

いい例えかどうかは置いておいて、

一見、10%は低いように感じますが、恋愛においての

0%と10%は天と地ほどの差、月とスッポンくらいの差があることは

あなたもわかりますよね。

単純に結果だけをみてどちらが幸せを手にしたかは一目瞭然です。

完璧主義である人は成功や幸せを全くつかむことが出来ないと

言っても過言ではないでしょう。

③自分が信じていることや見えていることが正しいと思っている。
これは正直最悪ですね。

時代は変化します。人間も年齢によって変化しますし、

テクノロジーや科学は日々更新されています。

なのになぜあなたの内面は更新されないのでしょうか?

あなたが見えている事実がすでに変化を起こしているのに

なぜそれが正しいと言えるのでしょうか。

自分が信じ、表面的に見えている部分だけに判断を下すことを

心理学ではバイアスやヒューリスティックと言います。

今から書くことをあなたは受け入れられますか?

「霊感というものは科学的に否定されています。」

「あなたの信頼している人は実はあなたのことを物凄く嫌っています。」

「あなたはとにかく思い込みが激しく、頭が悪いです。」

これらが事実かどうかは問題ではありません。

これらをどう捉えるかが問題なのです。

そんなことない!そんなの信じない!

それでは何の進歩も成長もありません。

科学の世界が発展する理由はここにあります。

一度、自分の信念や既に存在している概念に疑問や批判をするのです。

そうやって導き出された反証を検証して、

最も可能性の高い真実を証明するのです。

もちろん覆されることもありますし、事実がそのまま証明されることもあります。

重要なのは、積極的でポジティブな疑問なのです。

例えば僕の厳しい言葉を例にとって、

霊感というものを検証したとしましょう。

実際、霊感というものは神経症的傾向が高い人に

よくみられる性質であることがわかっています。

見えないものが存在するかどうかなんて信じている人も

それを他人に証明するのは不可能だと思います。

だから、疑問を持ち、批判することによって普遍的な答えが

導き出せるのです。

もし自分の信じているものや見えているものを証明したければ

反証も含め、検証しないといけないのです。

それを避けるから何も生まれず、何も学べない。

それを心に留めておいてください